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のんびり・のんきに・気ままに・日々の徒然をつづっていきます。
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食べ物や飲み物の記述が好き。
おいしそうなイメージ、色や形、香りを喚起させるような。
いちばんわかりやすく、自分の感覚に合う「おいしい文章」は、江國香織著『つめたいよるに』。
短篇小説集で、そこに出てくるオムレツやチェリーパイ、粗食と書かれたサンドイッチも庭のテーブルでは清々しく健やか。

今読んでいるのは、出口保夫著『英国紅茶への招待』。
綺麗なカラーイラスト入りで、イギリスと紅茶ガイドみたいな本。
最近やたらイギリスが気になるので、図書館で見つけて迷わず借りた。
ちなみに私は紅茶はあまり飲まない。コーヒー派。
でも紅茶のことを知るのは楽しいし、ミルクティーがおいしい季節になりつつあるので、今年の紅茶はいっそうおいしく飲めるだろう。

もう一冊、並行して読んでいるのは、森茉莉著『私の美の世界』。
これも著者のおいしいものの記述から始まる。
昭和50年代に文庫で刊行されたもので、印字もなんかかすれ気味の、昭和ムードあふれる感じ。
さらに私が普段読み慣れている小説やエッセイと違って、改行が少なく、ページには文字がぎっしり埋まっている。
おまけに読めない漢字や聞き慣れない単語がそこかしこにあって、すごいゆっくりしか読めない。
あんまりじっくり読むと疲れちゃって飽きてしまうので、なるべくさらっと読むようにしよう。

この本でも紅茶について述べていて、アイスティーとは書かれておらず「冷紅茶」と書かれていたり、「麦酒」にビイルとルビがふってあったりする言葉遣いも楽しい。

偶然だが、上記2冊の本の中で、ビスケットに関することでまったく同じ記述があったのも、なんか楽しい発見だった。(日本でも販売されている、マリービスケットの由来について)
しばらくおいしい文章に浸ろう。
食欲の秋だなぁ。
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接客や事務なども経ましたが、一番最初の職である先生業に今は落ち着いています。
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愛知県名古屋市出身、在住。
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