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のんびり・のんきに・気ままに・日々の徒然をつづっていきます。
2024/04月

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角田光代の本を読んだ。
最近1、2年、好きな作家です。
自分の中にある言葉に近く、親近感がわくのです。こういうこと誰かに言って欲しかった、ってことが活字になってて嬉しい発見をした気持ち。

 ―できごとより考えのほうがこわい。それで、できるだけ考えないようにする。目先のことをひとつずつ片づけていくようにする。そうすると、いつのまにかできごとは終わり、去って、記憶の底に沈殿している。
(『この本が、世界に存在することに』より)
ほんとにそうだなぁ、と思い、励まされました。
本にまつわる短編集。どれも面白かった。記憶にある、さまざまな本たちとの付き合いを、自分なりに思い出しながら読みました。
本編の組み方(組版という)も、お話ごとにちがっていてユニークなつくりで楽しかったです。そういうとこにも興味あり。
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南の島の本を読みました。
行ったことのある、パラオ、バリ島、グアム、オアフ島のことが載っていて、懐かしく旅を思い返したり、その時体験したり見たりしきれなかったことや、知らなかったことを体感しに行きたくなったり。
ハワイはオアフ島しか知らないから、載っていたハワイ島やマウイ島に行きたくなったり。
それからもちろん、行ったことのない、タヒチやフィリピンやフィジーに行きたくなりました。

島に行きたいなぁぁ~~。

マリンアクティビティしたり山に囲まれてみたり海に圧倒されたりリゾートホテルでラグジュアリーに過ごしたりエステで癒されたり星空眺めたりしたーーい。
図書館で『少女まんが文庫カタログ』という本を見つけて、軽い気持ちで読み始めたら、はまってしまいました。
昔なつかしの少女まんがカタログ。読者のアンケートをもとに、好きだったキャラクターとか思い入れのある作品とかをライターさんの軽妙な文章とともに読み物プラスガイドブックみたいにして楽しめる本。
著者が私より4,5歳上なので、出てくる漫画タイトルもだいたいわかるし、共感もできる。

今でも漫画大好きですが、多分いっちばん少女漫画の影響を受けていたホントに少女だった頃、海外生活をしていたこともあり、言葉のハンデのあるストレス生活の中で、私にとって漫画は娯楽No.1でした。漫画があって、友達がいたからこそあの頃を楽しく乗り切れたのだろうと思います。
プチおたくくらいには語れる自覚あり。

記憶している最初の少女まんがは『ジョージィ!』と、『ときめきトゥナイト』です。どちらも大人になってから買いなおした。今は全巻そろってます。(『ときめき~』はリアルタイムで読んでいた蘭世編だけですが)
すごく影響を受けたと感じるのは成田美名子作品です。『エイリアン通り』と『CIPHER』はアメリカが舞台で、心情的にもリアルスクールライフとしても当時の自分にとって激しくシンクロする部分があったなぁ。
大学の卒論のテーマもこの2作品を読んでいたから選んだものだった・・・。

今の職場でも、ほんの時々女子社員同士の昼休みトークで昔はまった漫画、みたいなので盛り上がることがあります。
微妙に世代が違う子たち(私は女子社員最年長・・・お局ではないぞ)との話も、それはそれで面白い。
『りぼん』で水沢めぐみの作品で、私がリアルタイムで読んでいたのが『ポニーテール白書』『空色のメロディ』だったのに、後輩の女の子は『姫ちゃんのリボン』だった、とか。吉住渉なら私は『ハンサムな彼女』(だけでなく、それ以前のデビュー作から知っている)だったのに、後輩は『ママレード・ボーイ』みたいな。

語り始めたら多分本1冊くらい書けるんじゃないだろうか、と思うくらい少女まんがって私の中に根付いてる。

この本読んでいたら、俄然また昔のいろいろを読んでみたくなりました。タイトルは知っていてもいまだ読んだことない名作、とか。
それにしても今はインターネットとかで気軽に昔の本が買えていい時代だ。
繰り返しで恐縮ですが、海外生活していた頃は、新刊買うのも大変だったですよ。半月くらいのタイムラグがあった上、取り扱っている日本の書店は自宅から車で20分、しかも週1回くらいの割合でしか親に連れて行ってもらえなかったから。父が出張で日本に一時帰国するときとか、親戚が遊びに来るときとかに買ってきてもらっていました。

ところでこの本の中で、漫画家の名取ちずるさんがもう亡くなられていたということを知り、ショックでした。
中学生くらいのとき、好きだった漫画家さん。享年38、ということでした。ご冥福お祈りします。
田辺聖子著『新源氏物語』を文庫上・中・下巻で読了。
小説としてとても面白く読みやすく、飽きずに読み進められました。
ついでに大和和紀著『あさきゆめみし』にも手を出す。こちらは高校の頃クラスで回し読みされていたの以来。あの頃はなんか授業の古文の補助的な感じで、もちろん面白くはあったけど、意味がわからない点も多々あったように思います。今読むと結構しっくりくるものがあったりするのもまた面白い。
上の二つはなんだか台詞回しなど、共通点がけっこうある気がします。

去年観た舞台の原作、橋本治の『窯変源氏物語』は、相変わらず6巻で止まっています。
こちらは日本語が美しく、文体もユーモラスで面白いのですが、長い。6巻まで一生懸命読んでもまだ半分か、と思うと息切れしちゃうのです。
昨日1巻の最後のほうを読み直してみたら、去年観た舞台の雰囲気がそのまま頭に残っていて、朗読劇だったので、文章がそのままHIROの声で変換されてしまうのに気づいた。改めてあの舞台はよかったなぁ、と思い返してみたりした。橋本源氏の世界がしっかりと舞台に根付いていたと思います。

ほかの源氏物語も読んでみたいけど、あんまり立て続けに読みすぎると現代に戻ってこれなくなりそうです。
田辺源氏によく出てきた「もの思いが深くなる」様子・・・。
世界一有名なうさぎのミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナさん。
図書館で、『ディック・ブルーナのデザイン』という本を見つけました。
ブルーナさんのデザイン歴や、絵本の作り方、在住のユトレヒトのこと。
ブルーナさんの絵やデザインの根本は、余計なものを究極まで削ぎおとし、シンプルであること。
言葉でも同様だけど、シンプルなものほどストレートに心に響くと思うのです。が、同時に飾り立てずに表現することは、勇気がいる。私は怖じけづいてしまう。
こんなにもシンプルで力強い線で描かれる世界に、ものすごく感動する。
ああオランダのディック・ブルーナハウスに行ってみたいよぅ。

余談①
以前さくらももこの何かの著書で、『願い事がかなうとしたら何をお願いするか』みたいな質問(記憶が曖昧)に対して、『1日ブルーナさんとデートして、絵を描いてもらって、その絵をプレゼントしてもらう』というような回答をしていて、それを読んだとき「私もそれお願いしたい!!」と強く思ったのでした。

余談②
幼稚園とか小学生のちっちゃい頃、まだミッフィーという名前が普及していなくて、ブルーナの絵本、という認識しかなかったので、私は結構オトナになるまでミッフィーの名前は「ブルーナ」だと思っていた。だからミッフィーという名前を聞いたとき、「は?どこからその名前出てきたの?いつから名前変わったの?ブルーナの方がしっくりくるのに!」と反発を覚えたのを覚えている。


写真は神戸で出会ったパティスリー『トゥース・トゥース』で購入した、焼き菓子詰め合わせと紅茶缶。
フランスの伝統的サロン・ド・テって感じの店で、紅茶の種類もいっぱいあり、お菓子もフランス風のものばかり。
この紅茶缶、かなり小さくて、ティーバッグ5個しか入ってないんだけど、すごく美味しいvv
ただ、カフェインが強いのか、私の胃が弱っているのか、飲むとおなかいたくなるんだよね・・・。しょぼん。
ああフランス。

先日フランスのおいしい本を読んで、また行きたくなっているが、今日イギリスのおいしく楽しい本を読んで、今度はイギリス熱が!
なんというか最近外でお茶するのが楽しくて、紅茶も前より好きになっているし、本場のアフタヌーンティーとV&Aに行ってみたい!!という気持ちがむくむくと湧き出てきて、いやはや・・・。
イギリスメインで行って、ユーロスターでパリに行くプランってどうだろう・・・。うわわー。
そんでもってネットでたまたま見ていた他人のブログで、イギリス旅行記なるものが載っていて、丹念に読んでいたらまたイギリス行ってみてぇ!って気分が。

旅ブログを読んで旅気分になったついでに、自分のブログの旅日記を読み返してみた。
ほんとに贅沢してるというか、楽しそうだよ、自分・・・。
もちろんこれからも楽しく生きる所存です。
何度も言っていますが、旅とお買い物と読書が日々の原動力ですから。
というわけで、旅の同行者を募集。探さねば。海外旅行はひとりで行く気になかなかなれないのです。


幸せな本に出会いました。

伊藤まさこ著
『フランスのおいしい休日』

フランスだのおいしいだのは私が常に惹かれるキーワードで、図書館で見て即借りたのでした。

著者のフランスの田舎のおいしいものたちとの出会いが、これまたおいしそうな写真と、シンプルでストレートな言葉でつづられていて、読んでてわくわくしてきます。

絶対また行きたい、フランス。

旅行にいくと、食事より観光を優先する傾向にあるので、特にパリではみたいものが目白押しで、食は二の次になってしまったので、かなり勿体ないことをしたと今更思ってしまう。だから次は食べ物に貪欲になりたい。



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接客や事務なども経ましたが、一番最初の職である先生業に今は落ち着いています。
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読書は生活に必須。ベリーダンス熱が上がってジャズダンスにも手を出し始めました。
自己紹介:
A型。オフィシャルにはしし座。(おとめ座気質と半々らしい。)
愛知県名古屋市出身、在住。
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