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「出生率がさがりまくってます」的なことが書かれており、かねてからの持論「不倫大国日本において、不倫が減れば出生率も上がるのでは?」といったようなことが書かれており、ふと思い出した先日読んだコラム。
フランスでは出生率が2%超えた、ということと、(先進国の出生率としては高いのだそうな)さらに「婚外子」が50%を超えた、ということ。
つまり親が結婚せず、未婚の状態で生まれた子供のほうが、結婚している両親から生まれた子供の数より多い、ということ。びっくりした。えぇぇ!?って。高名な政治家(女性)も未婚で高齢出産をし、それが日本であればスキャンダルとなるのに、フランスでは政治家のプライベートには関知せず、という社会だそうな。
おそるべしフランス。さすがアムールの国フランス。
でもそういう「親の事情」みたいなことが世間的に気にされず(いい意味で)、さらに安心して子供を産み育てられる社会環境が整っている、ということらしいですね。
ここでまた思い出したのですが。
昨日、学生時代の先輩宅でちょい遅めの新年会に招かれ、先輩は5歳児のママで、集まったメンバーには1歳児の同級生ママもいて。1歳児のママは求職中なのだが、子供を保育園に預けるのに、「保育園では就職先が決まっていなければ預けられない」「就職するのに子供を預ける保育園が見つかっていなければならない」という矛盾したことをハローワークで言われたそうで、それは5歳児ママにも覚えのあることだそうで、二人してすごい憤っていた。私も子供はいないがそんなのおかしいじゃんか、と思うし、そんなんだから子育て大変なんだよな、と思っちゃったりする。
この差はいったいどこからくるのか。フランスと日本。欧米と日本。国の義務だとか責任だとか国民が幸せに暮らすためのそんなこんながなぜか今私の頭をぐるぐるしてます。ぐるぐるしているだけで高尚な意見も何もあったもんじゃないけれど。いい大人なのに。
長々とこんなことを日記に珍しく書いてしまったがなんとなく社会を憂える気持ちなのでした。
こないだ読んだ本のように救いには全然ならなくて、あまりにも主人公の状況や心情に自分の過去や現在を重ねてしまい、もーつらくて1、2ページ読むたびにいちいち泣けてきて、でも途中でやめることができなくて、一冊まるまる読み終わった後にはかなりの泣き疲れようだった。
逃げようがない現実を認識させられた。
が、逃げないことで失うものはあっても結果楽になるんだということも教えてくれた気がする。
今このタイミングで読んだ本。いまじゃなきゃここまで深く感じられなかっただろうと思えるタイミングは、縁というものなのだなぁ。
たしかに逃げずに向かい合って、きっと何かが変わってしまったけど、よかったこともあるし、より良い未来に向かっていこうとマジメに思った。
今月に入り、やる気に波はあれど、ちょびっと普段より料理してみている。節約の為もあるが。
野菜の本と、『100文字レシピ』(数年前から読むだけなら愛読中。実践はかなり低頻度。)をお供に、久々に新しいレシピにチャレンジしてみたり。
節約弁当も野菜メインにしてみたり。
したら、多分偶然とセールストークとわかっていても、エステに行ったら「なんだかお肌キレイになりましたねー」と言われて、野菜をいつもより多く食べたせいだ!と勝手に思っている。
阿川佐和子さんの『残るは食欲』というエッセイを買った。
食べ物に関するエッセイと、旅のエッセイばかり読んでいる。
阿川さんの文章は面白い。食べ物に関するものも、読んでると作りたくなったり食べたくなったり。
ところでうちではニンニクとキムチを使うことがほとんどない。親と祖母が匂いを嫌うので。私は大好きなのに。
だからたまに自分で買う。
今回はニンニクを使ってカレーを作ろう、と思って1個だけ買った。けど全部は使う予定でない。
阿川さんのエッセイを読んでると頻繁にニンニクが出てくる。参考にしよう。
ムダにせず使い切りたい。
あ、そういえば『世界がもし100人の村だったら』の文庫版も最近買って読んだ。
「たべもの編」に深く感銘を受ける。というかショック。
日本の食料自給率にショック。穀物かなんかの自給率が、砂漠の国サウジアラビアより低いという事実に驚いた。
あと、日本人が生鮮食品にかけるお金は約8%、加工食品にかけるお金は70%以上(手元に今本がないからきちんとしてないけど8%は確かな記憶)、というのを読んで、なんか無性に野菜を食べよう!加工食品は避けよう!と思ったのでした。勿論避けきれないのだけど、なるべく比率を生鮮食品にかけよう、と。
いい天気で、外に出たら少しずつ気分も晴れやかに。単純だけど、やっぱりこもるよりは外に出た方が身体にいいことが絶対にある、と思った。
そしたら無性にお茶したくなり、どうしても壁の穴のアイスカプチーノが飲みたい!と思って行ってみたら、ケーキも食べたい!と思って、普段はパスタでランチするのがメインだけど、珍しくティータイムをしてみた。
でもって、気分を変えたくて、普段は絶対外では頼まないチーズケーキを頼んでみたら、なんかもうすごく美味しくて、今私が必要としていたのはいつものフルーツ系タルトだとかスポンジケーキだとかではなく、この濃厚なチーズケーキだったんだ、とものすごく大げさに感じてしまうほど身体にしっくりきたのでした。
アイスカプチーノはいつものようにおいしかったです。
ケーキとコーヒーに救われた。
落ち込んだときに読むちょうどいい小説がよしもとばななの作品。私の場合。
うまく言葉にできないが、感動しすぎない感じの感動だとか、言葉の素朴な力強さとか、がーっと泣けるというよりじんわり泣けてくる感じが、ストレス発散にちょうどいいみたいである。
そんで図書館で取り急ぎ借りてきたのが『哀しい予感』と『なんくるなく、ない』の2冊。
『哀しい予感』は、救いを求めるに値する小説で、アタリでした。浮上できたよ。
『なんくるなく、ない』は沖縄旅のエッセイ。浮上した気分で読むのにこれまたちょうどよい感じで、ああ沖縄にまた行きたいなぁ!と思える本。まだ読み終わってない。
よしもとばなな著 『人生の旅をゆく』
ゆっくりゆっくり読んでいます。
思い出を創ることが人生なのかもしれない。そんな言葉に惹かれて珍しくハードカバーで買ってしまいました。
旅のことや日常の風景の中、思い出の中が心にすとんと響く言葉でつづられている。
この本を読んでいると、はっと大切なことに気づかされたり、昔感じたことを唐突に思い出したり、何かがしっくりときたり、いろんなことを感じるので、さららと読み流すことができない。
けどじっくり読む、言葉をかみしめるのがとても幸せな本です。
そうして旅に出たくなる。いろんな場所の空気に触れてみたくなる。
まだ読み終えていないので、残りの幸せ時間を大切に読み進めていこう。読むのも、また、旅。
10代の頃に買った小説たちをひっぱりだして、読み返してみた。(ヒマ人みたいだ・・・そして三銃士はまだ3分の2くらい。ダルタニャンがかなり不様でひょうきんに描かれていてオカシイ)
物語への感じ方が昔と全く変わってなかったり、変わってたりいろんな再発見。
過去をほじくり返すことにかまけないで新しいものを取り入れようよ、と思わなくもない。けど何故か読み返すという行為が好き。時にはほんとに子供の頃の児童書とかも引っぱりだしてきて、読む。
買って読んだ後に、絶対読み返さないだろうな、と感じた本はわりとぱっぱと売りに出す。
からそんなにものすごい数の本があるわけではない(つもり)。
とりあえず学生の頃から(多分小学生くらいから)変わらないのは、そういう今でなくてもいいじゃん、と思えるどーでもいい本たちを、大掃除の最中とか試験の前日とか提出物の締め切り前夜とかにむしょうに読みたくなるこの逃避癖の根性。
藤本ひとみの歴史小説は大概面白いので大半を読んでいる。購入したり図書館で借りてきたり。
ひきこまれて夢中になって読める、というのがいい。
もひとつ、三銃士そのものにも思い入れがある。
子供の頃、父が三銃士の話が好きで、児童書みたいなのを買い与えられた記憶がある。あとアニメでやってたから?
いまだにあのアニメの絵柄が思い浮かぶのだ。なんかアラミスが実は女だったり、ダルタニャンといい感じになるコンスタンスが原作では人妻なのに(しかも年の差7つくらい?)アニメでは下宿屋の娘って設定になっていたりでやたらと少女心をくすぐっていた。(でも原作をしっかり読んだときちょっとショックだった・・・)
ディカプリオが出演した映画も観た。あの三銃士はビジュアルイメージぴったりでとてもよかった気がする。
英語のペーパーバック版も学生の頃読んだ。その前書きだか後書きだかで、三銃士の話に続編があることも知った。(確か"Twenty-Five Years After"だったか?タイトルうろ覚え)いつか読もうと思ってもう10数年・・・。
昔読んだものではミラディやリシュリューはとにかく悪役で、ダルタニャンと三銃士が正義、って勧善懲悪っぽかったけど、今読んでいるやつは、かなりミラディの視点が濃く、物語も側面が変わるとこうも印象が変わるものか、と感心しながら読み進めています。名作はこんな読み方もできるのか、と。
まだ1冊めの半分くらい。これからどう話が転がるのか。楽しみながら読んでいこう。
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愛知県名古屋市出身、在住。